今回はサービスの研究から完成までのストーリーをお送りします。
ウェブ閲覧時に、ちょっとした不便をお持ちの方のニーズをより理解するために、私たちは日常生活を送る上でちょっとした不便がある方々を支援する団体に会いに行きました。
私たちが提案したアイディアは、「ウェブサイトの見やすさ・使いやすさを調整できる」というものでした。団体の方々はこのアイディアに非常に興味を持ち、その機能と将来性に魅力を感じてくれました。
1.インクルーシブなテスト
日常生活を送る上でちょっとした不便をお持ちの方々を支援する団体と協力し、インクルーシブなユーザーテストを実施しました。
2.明確な指標
2014年にUNADEV(フランス視覚障害者支援団体)、フランスパーキンソン協会、フランス多発性硬化症連盟(APTES)と共同で作成した明確な指標を使用しました。
3.改善策
テストの結果から、具体的な改善策を導き出しました。これらの改善により、ウェブ閲覧時にちょっとした不便をお持ちの方々がより利用しやすいサービスへと改良されていきました。
研究者、医師、介護者、ボランティアのユーザーから、インクルーシブなウェブサイトの実現に向けた、貴重なフィードバックを収集しました。
これらの取り組みにより、私たちはインクルーシブなウェブサイトの実現に向けた重要な進展を遂げました。現在では、FACIL’itiのユーザー数は世界で310万人を超え、600以上のウェブサイトで導入されています。
私たちは、新たなテクノロジーやユーザーのニーズに対応しながら、インクルーシブなウェブサイトの実現を目指して取り組んでいます。
ご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。引き続き、私たちの活動と成果にご期待ください!
次回のテーマは、
「インクルーシブデザインに関する最新トレンド」です。
Would you like more information on this article?
お問合せフォームよりお気軽にお問い合わせください。