アクセシビリティというと、高齢であったり、障害を抱えていたり、といった「身体の能力」の差を抱える方向けというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、それだけではありません。「近づきやすさ」や「利用しやすさ」を表す英単語で、Webサービスの世界においては「情報やサービスへのアクセスのしやすさ」という意味合いで使われています。
配色を3色に絞ることで、視覚的に見やすい資料ができます。
利用する色の統一感を考慮すると、人の脳に情報自体が入りやすくするのです。
大学生がイメージしやすいもので例えると、インスタグラムの投稿が通じやすいのではないでしょうか。シンプルなカフェやシンプルな服の投稿は、その投稿の情報にまで目が行き届きますよね。その観点でいえば、資料作りも同じだといえます。例を見てみましょう。
これだと少し目がちかちかするような気がします。また、情報がスッと頭に入っていきません。
原色を避け、3色のみでまとめただけで、資料が見やすくなりました!
文字がシンプルすぎるかと文字の書式を途中で変えてみたり、左揃えだった資料を真ん中始まりにしてみたり・・・試行錯誤する中でどんどんと配置や書式が広がることは、大学生あるあるだと思っています。しかし、実は書式は統一すればするほど、情報に目が行きやすくなるため、見やすい資料になります。あくまでも、「伝えたいことは資料の中の情報であること」を頭に置いておくと、私自身も資料作りが進みやすくなっていったので、皆様にも体験していただけたらと考えます。
少々大袈裟ですが、文字列がそろっていないことで視線が誘導されてしまい、情報がすぐに入ってきません。
文字と画像を左揃えにしただけで、視線がばらけない、すっきりとした資料になりました!
ここまでの私の記事の中で、色を統一していること、原色を使いすぎないこと、文字の配置や書式を統一していることに気づいていただけましたでしょうか。文字の色に原色を使わないよう原色より少し淡い色を取り入れています。アクセシビリティを気にしてみると、資料のデザイン性や見え方に気を取られるすぎることがなく、資料が作成しやすくなります。
シンプルな内容ではありますが、意識することで資料が大きく変わると思いますので、センスがないから資料を作るのが憂鬱だと考える人も、またこの記事を見て、見やすいかもと感じてくれた同じ大学生の方も、ぜひ取り入れてみてほしいです。
※この記事は、インターン生が作成してくれたものです。
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